本学と共同研究を行う株式会社ダイセルが石川県能登町、輪島市、珠洲市へ寄附
～「企業版ふるさと納税」による能登半島被災地支援～

　2024年1月1日（月）に発生した令和6年能登半島地震および9月21日（土）に発生した令和6年奥能登豪雨で被災した地域の復旧・復興を支援するため，株式会社ダイセルは，石川県能登町，輪島市，珠洲市への寄附を行いました。
　本寄附は，石川県の企業版ふるさと納税を活用したもので，寄附金は主に教育関連事業に活用されます。

　３自治体を訪問したダイセル研究開発本部バイオマスイノベーションセンターの北川友紀所長は，「未来をつくる子どもたちに寄り添えるものとなればうれしい。」と挨拶し，また，ダイセルが各地で展開を進めている理科教育支援のための教師派遣のプログラムや，BGICで研究を進めるバイオマスバリューチェーン(BVC)構想などの共創事例についても紹介しました。

　市長・町長からは，寄附への感謝とともに，ダイセルの活動に対して，「子どもたちの理系教育について企業からも取り組んでいただけるのは大変ありがたい。」「BVCは産業構造を変えるダイナミックでワクワクする取り組み。BVCの実装により新しい産業が生まれ，震災で傷ついた街が元気になれば。」など，期待の言葉をいただきました。